孤独はよくないという風潮が目立ちます。
孤独が健康にも害があるという研究データ(怪しいものもある)も引っ張られて、
ますます1人でいることは絶対悪みたいになってきてます。
そのせいか、
「孤独はよくない!だからいつも誰かとつながってなきゃ!」
ますます1人の時間を避ける人が増えまくった感じがする今日この頃。
こんな発想で友達作りや人付き合いに勤しむ日本人がなんと多いことか。
いつも誰かと一緒。
スマホ片手にいつもLINE。
1人になるとLINEして、電話して話す。
寂しいと思ったら、すぐに寂しさを感じないで手っ取り早く済ませる。
こんな生活をしてる人が多いです。
とにかく1人にならないために、たいして好きでもないグループと群れて「仲良しのつもり」を続けている人だらけ。
1人が寂しいから避ける方が自分に害が多いです。
1人でいる寂しさを避けたい行動と理由
「1人でいる=かわいそうだ」と思われる日本の傾向
「1人でいるのはダメだ」という日本人特有の価値観・・・
いや、価値観ですらもないただの思い込み。
1人でいることを嫌がるのは、
1人でいること=かわいそうと思われる
1人でいる=人間的に問題があるからだ
友達がいないみじめな人間として見られるのが嫌
周りの目が気になりすぎて1人でいることを避ける人が多いです。
同情や哀れみを持たれて、みじめで価値がない自分だと思われるのを恐れている心理
これが一番多いです。
1人を避けて友達といるとストレスが溜まる原因
1人でいたくないから、グループを作る
これが日本人のよくある光景です。
会社でも学校でも同じです。
本音をかなりひた隠しにしながら、嫌われないためにそれなりに合わせてその場をしのぐ。
これは波風立てずにいられて安全ではあります。
しかし、本当はウソをついてることでモヤモヤ。
そして本当は好きでもない人間と一緒にいることがあります。
「ホントはコイツ嫌い」
と思っていても、それを態度に出すとそのグループから仲間外れにされてしまうので、
態度には出さないようにしています。
本心はどれだけ隠しても相手にはどこかで伝わります。
言葉にしない本音が見え隠れするので、いずれはこの群れた関係も壊れます。
それがよく女同士のグループでありますね。
好きな友達が自分が
「嫌っている人間と仲良くしてるのが気に入らない」
「本当は自分の方が仲良しのフリをされてるんじゃないか?」
こんな感じで不安で妄想が爆発してストレスが溜まっていきます。
なんだかんだ、ゴチャゴチャやってるわけです。
水面下でゴチャゴチャやって、他のグループ構成員を味方して、シカト合戦とかになります。
ギクシャク→派閥構成→追い出し
みたいなことになっていくわけです。
1人を避けようと必死になるとウザがられる
ウザいやつといってハブられるタイプは1人でいることを絶対避けたい人間が多いです。
こういうタイプは何かと関心を持たせようとか、媚びたりしてくるので
余計にウザがられます。
さっき紹介した女同士のグループでハブられる1人になったときは、
まさにこの行動が目立ちます。
そうすると、ますます1人になるので余計に必死になってきます。
それが逆効果で余計にいたいグループから煙たがられる原因になります。
まとめ
- いつも1人でいること=ダメなやつの烙印を押される
- 1人でいるのが怖いから、無理してストレスを溜めてでも群れようとする
つまり、周りに評価されるのが本当は怖がっているのです。
1人を避ける理由をはかわいそうだと思われたくないということ。
1人の時間を過ごせる人間は大人とって重要です。
むしろそれがないと人間関係が壊れやすく、トラブルに巻き込まれます。
自分という人間を知るためには1人の時間が必要です。
孤独な時間を作ることは孤立ではありません。
ちゃんとした人間関係を作るために必要な時間です。
1人が苦手で克服するなら、この本をすすめます。