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謙虚なつもりの卑屈になっている人と本当に謙虚な人の違いとは?

謙虚・・・自分に驕らず、自分の気持ちに素直になって現状よりもさらに成長しようとすること

卑屈・・・自分をおとしめて、妥協しようとすること。意気地なし。本音を隠す。

 

私の中では謙虚と卑屈はこのように考えています。

 

日本人はよく謙虚と言われてますが、私は謙虚な人より卑屈な人の方が多いと思っています。

それも圧倒的に。

 

謙虚のつもりが卑屈になっている人の特徴

 

自分は謙虚と思えば、思い上がってないし、人に対しても顔が立ちます。

日本は謙虚が美徳とされていて、そういう人が好まれます。

 

ところが、自分は謙虚にしてますと言う人ほどただの卑屈ということがあります。

 

例えば、スポーツジムにいる人です。

「オレってば、もうおっさんだからがんばってもさ、もう痩せるにしても筋肉つけるにも、それなりにしかならないんだよ。君みたいに若ければがんばれるけど、おっさんはがんばってもたいして変わらないからさ」

「若いっていいわね〜!アタシもさ、若かったらもっと痩せていい体になれるのにね。やっぱおばさんはおばさんってことよね。は〜若いっていいわね。」

 

こんなことを言われることがあります。

 

この人達の本音って、この言葉と逆だと思ってます。

おじさんだろうがおばさんだろうが自分の体を変えたくてジムにきたわけです。

 

なのに、結果を出してないのを「おじさんだから」「おばさんだから」という理由をつけて、本当に納得してるのでしょうか?

 

本当に体を変えたいと思ってないなら、ジムなんかこないです。

ブクブク太ってようが、醜かろうが、自分が本当にそれでよければそれでいいはず。

 

ジムに行きたいなんて思う必要があるでしょうか?

 

おじさんだろうがおばさんだろうが、スタイルがよくて年齢相応に全く見えない人はたくさんいます。

いわゆる美魔女に魔王とか呼ばれる人たちですね。

 

本音はなりたいけど、なれる努力をしてない自分をごまかすために、「おじさん」「おばさん」であることを言い訳にしてるだけです。

 

こういう人たちのトレーニングの取り組み方を見ると

 

ナメてんのか!と言いたくなりますw

 

イラッとして後頭部にドロップキックかましてやろうかと何度思ったことかw

 

自分の努力不足を直視せずに、「おじさん」「おばさん」だからを理由に自分のなりたいものをないがしろにしているのです。

 

本当になりたい自分がいるなら、誰に遠慮する必要がありますか?

なればいいんです。

 

人の意見やどう見られるのか関係ないはずです。

 

結果を出せることをやっていない自分から逃げるために謙虚を装って、自分の本音から逃げています。

これはただの卑屈です。

 

謙虚な人はなりたいものになろうと真っ直ぐに努力する

 

自分のやりたいことを素直にやっていると叩かれることがあります。

 

いい歳して!

男らしくない!

女らしくない!

今更そんなことして何になるの?

そんなことしたって意味ないじゃん!

 

自分のしたいことを心のままにしてる人はこういうことを言われることがよくあります。

こういうことを言う人間は自分のしたいことを心のままにできないのです。

 

だから、自分のしたいことしてる人を見ると文句を言いたくなります。

だって、「自分はガマンしてるのに、なんでお前だけガマンしないんだ!」と。

 

Instagramには40代の女性たちが自分のキレイを追求してる写真をよく見かけます。

「いい歳して!」と批判されても、彼女たちはやめません。

批判する人より支持者が多いです。

 

彼女たちはなりたいものになろうとしているだけです。

私は批判するよりも「素直でいいじゃない!」と思います。

 

もちろん20代と全く同じではないにせよ、40代は40代のキレイを追求していいはずです。

自分がしたいことを素直に迷いなくする。

 

誰かにどう思われるかよりも自分がしたいことを素直にしてる方が人はイキイキします。

 

私は37歳ですが、フリーウェイトで筋トレバリバリやっています。

よく「40近いのに今更!」とか言われますが、そんなこと言われてもどうでもいいです。

 

 

人生の中で今が一番筋肉がついています。

(20代の頃のオレ!卑屈すぎだぞ!と言ってやりたい)

 

私は筋肉もあるカッコイイ体したカッコイイ大人の男になりたいんです。

誰の許可も意見も聞きませんw

 

ゴチャゴチャ批判する人間なんか「かまうこっちゃねえ!」でしたいようにやっています。

 

今は楽しいし、やりたいことをするのに何のストレスも感じません。

むしろ毎日やる気に満ちています。

 

なりたいものになる自分に許可をして謙虚になろう

 

本物の謙虚とは自分に素直になり、それになることに素直になることです。

だからこそ、人の意見を聞けるし、自分の間違いや失敗を認められます。

 

本当に謙虚なら、自分の心にウソはつけません。

自分の努力不足も手を抜いたこともちゃんと直視するはずです。

 

日本人の多くは卑屈になっていることを謙虚と言ってるだけです。

大きく望まずそこそこで控えめなことを謙虚と履き違えてます。

 

自分の心に素直になってない人間は謙虚になんてなれません。

自分のなりたいものなろうとしてる途中で壁や失敗に真っ直ぐ向き合おうとするからこそ、

本当に謙虚になれます。

 

こういう私自身も過去は謙虚なつもりでいて、実は卑屈でした。

人はこの卑屈さとずっと戦うことが成長だと思います。

 

やりたいことをやらないでいる言い訳

なりたいものになれない言い訳

 

あなたは謙虚なつもりが卑屈になって何かのせいにしてませんか?

自分の心にウソついてませんか?

 

 

 

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