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やりたいことをしてるのに苦痛→投げ出してしまう・・・これをなくしてしまうには?

やりたいと思って始めたことなのになぜか投げ出してしまう

そういう状態になってしまう人は多くいます。

 

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やりたいことがなんであれ、なぜか何も成し得ないまま投げ出してしまう。

こんな状態になっている人向けの話です。

 

「できそうなことだけやろう」は苦痛になる

 

すぐ投げ出す人には必ずこの共通点があります。

 

「簡単なことから始めましょう」

「できそうなことからやりましょう」

 

このようなアドバイス通りにしますが、投げ出します。

できそうなことでも、簡単でもやりたくなくなります。

 

例えば、ジム通いダイエットしたい人がいます。

 

そういう人はたいていは

 

軽くランニングマシン→ちょっと筋トレ→ストレッチ→終了

 

こんな感じのことしかしません。

 

イントラ「筋トレもっとやった方がいいですよ」

 

「だって、できないだもん」

「筋トレ嫌いだし」

「ムキムキになりたくないし」

 

こういう言い訳を言うだけでやりません。

退屈で苦行になるからです。

成果が出ず、行き詰まりが早いです。

 

やろうと思えばできることが苦行になり、嫌々なのを意思で何とかしようとしても、

すぐに退屈さに勝てなくなりやめてしまいます。

 

ハッキリ言って、ランニングマシンに乗って歩くだけは誰でもできます。

それを毎回1時間続けることは簡単です。

 

しかし、その簡単さを長時間続けるのは苦痛になります。

時間ばかり気になってイライラします。

 

簡単で自分ができることだけをやるとこういう落とし穴が待っています。

 

無理そうなことにチャレンジした方が楽しい

 

「無理そうだと思うことにチャレンジした方がいい」というアドバイスをします。

しかし、できそうなことをやりたがる人は

 

「そんなのできるわけないじゃん!」

 

と言って、一切やろうとしません。

 

自分ができそうと思ってることだけやって結果を求めます。

 

「じゃあ簡単にできること楽しくやればいいじゃん」と言います。

 

ところが、できるとわかってて簡単過ぎると飽きます。

 

刺激がなさすぎて、つまらないのです。

 

最近、ロードバイクを買った友人がいます。

彼は休日に同僚といろんな峠や山を登ります。

 

仕事が終わった後は晴れている限りはロードバイクに乗ってトレーニングします。

 

ロード乗りの聖地「ヤビツ峠」にロード歴わずか3ヶ月でチャレンジしました。

同僚のベテランと2人で行きました。

 

ロードバイクに乗ってる人なら、必ず知ってる場所です。

 

普通は無理だと思って行きません。

だからこそ、あえてチャレンジしてみることにしたそうです。

 

相当しんどくて「マジで来る場所間違ったw」と思ったと笑いながら話してくれました。

 

しかし、最後まで登り切って、完走しました。

 

彼は「ロードは楽しいよ。だって、今までできないと思ってたことができるから」と嬉々として語ります。

 

タラタラとマイペースにただロードバイクに乗ることもできます。

 

それではいつまで経っても何も変化がありません。

ロードバイクに乗ること自体が目的になります。

 

そうすると乗ってることで何をしたいのか?

何を得たいのか?

自分はどうなりたいのか?

 

それが見えないです。

 

この状態で続けることなど不可能に近いレベルです。

これを意思の力で続ける方がキツイことするより難しくなります。

 

このことに気づかないのが「できそうなことだけやりたい」と言う人がわかってないことです。

 

無理そうなことをチャレンジして失敗しても死にません。

死ぬこと以外カスリ傷。

 

ロードの友人はヤビツ峠以降、自分の足りない部分をさらにトレーニングをこなして、富士山にも登りました。

 

無理そうなことをする。

それは変われる自分に出会う楽しさがあります。

 

やれそうなことだけやる=自分はダメだと思っている

 

やりたいことだけやるのは恐れている人です。

 

「自分はダメだから→どうせできるわけないじゃん」

 

「どうせこんな自分にはできないんだから、やる必要ないよね」という無意識の心理をしています。

 

だからこそ、できそうなことだけで結果を求めます。

 

万年ダイエッターが

 

  • ウォーキングだけ
  • 飲むだけ
  • ストレッチだけ
  • 着るだけ
  • つけるだけ(なんちゃらトーンとか)

 

こういうのに飛びつきます。

 

こういう人達は

 

「運動も筋トレはやりたくない」→「どうせ自分にはできっこないし」

 

と思っているからやらないのです。

 

もし、「できる」と思っていれば、真っ先にやってさっさと結果出します。

 

「無理なくできそうなことから」=「簡単にできることだけやればいい」と思ってないか?

 

これこそ、変われない原因です。

このパターンに固執して変われない人は「自分なんてダメだ」と思い込んでいることがよくあります。

 

「どうせダメだから」と自分の可能性も価値も下げてるのは自分。

 

自分を大事に思うなら、自分を愛してるなら、簡単にできることだけやろうと思いますか?

自分の可能性はこんなもんじゃないと思いたいなら、こんな程度のことだけやりますか?

 

自分の本当の力を過小評価して、小さくしてるのは自分です。

 

「こんな程度の自分」より、「自分って最高!イケてる〜!」と思いたくないですか?

そんな自分になりましょうよ。

 

 

今日の話をより深く理解するには、この本が参考になります。

 

 

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