「自信がない」という言い訳は最悪です。
これを言えば、何でも諦めることを正当化できます。
やらなかった自分を責めずに逃げることができます。
「自信がない」という言い訳を言い続ける人間は壁や困難に出くわすと、
必ずと言ってほど、誰かや何かのせいにします。
「自信がないのに!」と言ってしまえば、うまくいかなくても自分は悪くないと思えます。
そう、これって分野を問わず万能で最強な自己正当化ができるんです。
だから最悪です。
例えば、恋愛。
素敵な彼と付き合えたのに、彼と釣り合わないと感じてる。
釣り合えるようになりたい→自信がないから無理→彼がいつか私なんか嫌いになる→不安→つらい・・・→彼が不安にさせるのが悪い!
こういう理屈をぶちかます女子がいるのです。
そもそもの原因は「自信がない」こと。
→自信をつければいい!けど、自信のつけ方なんてわからない
「自信がない」で逃げてしまう人間の思考は
「自信がない=できる根拠があればやる」
という感じです。
しかし、できる根拠なんてやったことないことにあるはずがありません。
まさに無いものを探し。
「自信って本当は何だろう?」ということから見直す必要があります。
「自信」は大きく2つの種類に分類できる
自らを信じると書いて自信。
自信は以下の2つがあります。
- できる根拠がある自分を信じられる状態
- 自分を信頼することができてる状態
「自信がない」と言ってあきらめる人はいつも1のパターンです。
やったことがない。
できた試しがない。
いわゆる前例がないというやつです。
できた経験がないことにできる証拠を探しをするから苦しくなります。
過去に成功体験が少ない人はさらにつらくなります。
どう考えても自分にはできそうに見えなくなるからです。
☓できる根拠 ◯できるようになっていい許可
「自信がない」が口癖の人はできる根拠を探してばかりということです。
できた経験のないことをできると信じることはできません。
「どうしたら自信がつきますか?」という質問をよくされますが、
やったことのないことで、できる根拠探しでは自信はつけようがないです。
自信はつけるというより、
信じる=自分に「できるようになっていい」という許可を与える
という感覚の方がいいです。
自信をつけようとして、つかないのは根拠探しと根拠作りが前提だからです。
過去に何かで大きな成功体験があるなら、新しい分野でも可能でしょう。
それがない人には無理です。
だからこそ、根拠ではなく許可が重要になります。
例で出した恋愛の場合、
☓「彼氏に釣り合うようになれる根拠」
◯「彼氏と釣り合っていい許可」
根拠がないまま頑張れることも積極的になれることもありません。
許可ならこれからなるのだから、なっている自分をイメージしながら頑張れます。
できるわけないと意識の底で思ってることは実現できることはありません。
(潜在意識の法則です)
根拠探しをしてる限り、「自分なんかダメだから」となっていつまでも卑屈になってしまいます。
つけるのではなく、許可を与えることです。
自分を卑屈にするのもキラキラにするのも自分です。
自分がなりたい自分になる許可を与えましょう。
それが自信の基本です。
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