めんどくさいことをあえてやってみると楽しくなってくる。
私は最近そういう体感を持つようになりました。
めんどくさいことをしたくない
めんどくさいことはなるべくやらないでいたい
人間生きてれば、こんな気持ちは誰しも持つことです。
ご飯作るのも何食うかを考えるのもめんどくさい→吉牛や松屋でいいや
考えるのがめんどくさい→誰に全部教えてもらえばいいや
勉強なんてめんどくさくない方法でやりたい→楽しくない近道(苦痛だらけ)をしよう
めんどくさいと思ったことはただの作業であって、それは避けようと思えるのなら避けることができる。
ご飯を食べることはもちろん、最近は家事全般もお金払えば自分でしなくていい時代です。
(いいか悪いかを考えると、デメリットもあります)
今年は料理を再開しました。
去年は作るのがめんどくさいし、ほとんど外でばかり食べていました。
また時間がもったいないと思い、ササッと外で済ませてばかりでした。
外食すれば、ご飯作る手間はかからないのですが、なぜか楽しくなくなってきました。
好きなものをいつでも食べれるのに全然楽しくないのです。
あーめんどくさい
あーめんどくさい
と思って避けよう避けようとばかりしてると、嫌々になってきて、ちっとも楽しくないのです。
それだったら、めんどうでも何かやってみようと思いました。
今年は無印良品で土鍋おこげというご飯をおいしく炊けると話題の土鍋を買いました。
あえて炊飯器にせず、土鍋です。
タイマーはできない
洗剤は中性洗剤のみ
炊く時間は自分で計る
洗うときは土鍋を一度冷ましてから
まー、めんどくさいことこの上ないですw
高性能な炊飯器があれば、こんなことする必要はないです。
ただ、あえてやってみるとなかなか楽しいのです。
炊く時間を微妙に変える
蒸らす時間を長くする
水の量を微調整して炊きあがりを比較する
普通ならめんどくさくて今まで避けていました。
自分で本当にご飯を炊いている感覚が楽しくなってくるのです。
炊飯器がめちゃめちゃ進化した時代に土鍋という昔ながらのツールが売れるのは
手軽さでは味わえない「自分でやっている」楽しさというか充実感があるからではないでしょうか?
毎日土鍋おこげと向き合い、自分が「めんどくさい」で避けてることには本当は楽しみがあるかもしれないと思うようになりました。
めんどくさいは楽しいの原石。
めんどくさいで避けてたことを楽しんでみようと思います。
「めんどくさい」がなくなる本
鶴田豊和 フォレスト出版 2015-02-20
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