自分の能力を認められたい
自分をよく見せたい
こういう意識を持って何かに取り組むタイプの人がいます。
能力証明型と呼ばれるタイプですが、このタイプの人の特徴は
・自分に才能がないと思うと一気にやる気がなくなる
・自分が有能と思えないことは避ける
・結果を即座に求める傾向
・自分のやったことに対して賞賛やいい評価をもらえることを常に期待している
この4点が強くあります。
ちょっとやってみて、「才能があるか?ないか?」を確かめて、すぐに結論を出してしまいます。
元々の思考が「才能は生まれ持ったもの」という考え方を持っているタイプに多いです。
能力証明型の致命的な欠点は
・失敗に弱い
・うまくいかないときにガマンができない
・ダメ出しされると投げ出しやすい
・自分にできないことを認めるのを避ける→やる必要のあることも避ける
という欠点があります。
能力証明型のタイプの人は自分の能力向上の過程が精神的につらいことが多いです。
自分の能力を照明しようとするこのタイプは英語学習ではかなり不利と言えます。
実際に私が見てきた中で短期間ですぐ挫折しやすいのはこのタイプです。
このタイプの人は即効性を極端に求めるので、うまくいかないとすぐやる気をなくしてしまいます。
自分の現状の能力のなさを直視したくないので、すぐにうまくできるものを好みます。
自分は能力証明型の思考回路をしてると思ったら、その思考で考えることをやめることです。
才能かどうかより、能力は伸びていくものです。
才能でしかダメだと思えば、そうなります。
才能ではなく、能力を磨けば伸びると思えばそうなります。
実際、英語は才能があるかないかより、能力を磨いていく紆余曲折の過程を楽しんだ人の方が上達していきます。
私は才能がない方でいろいろ紆余曲折しましたが、結果として英語の力は伸びました。
才能かどうかをわずかの時間で決めつけるのは損していることになります。
自分の思考回路がもし「能力証明型」だとしたら、その思考は捨てる必要ありです。
能力証明型の思考の人で英語上達に成功できる人は極めてゼロに近いレベルと言っていいです。
ノウハウや教材以前に能力証明型の人は英語は苦しいものでしかなくなります。
これと逆のタイプの思考回路「能力向上型」の人については次回説明します。
モチベーションが下がりやすい能力証明型の人