「ネイティブが教える」とか「すぐに使える」、「とっさの」などなど、英会話表現集があります。
いろいろありすぎて、どれを選べばいいかわからないという人も多いと思います。
「英会話表現集というのはどれを選べばいいか?」
「どういう表現を覚えた方が英語をマスターしやすいか?」
という質問がよくありますが、表現集そのもののうんぬんについてあれこれ悩みすぎるより、
「表現集をどう活かすのが効果的か?」
というアプローチの方が重要です。
英語を始める人によくありがちなのは英会話表現集をひたすら覚えるというやり方をする人です。
知ってる表現が増える→いつかは英語が話せるようになる
という一見すると理に適っているように思えますが、表現そのものをいくら丸覚えしても実践では全く適応できないことがほとんどです。
文法とかリーディングとかライティングとかゴチャゴチャめんどくさいから、
手っ取り早く英会話表現集を使って英語を覚えてしまえというお手軽なアプローチです。
しかし、暗記はつらいし、めんどくさいのでさっさと投げ出して終了〜というのがお決まりになってしまいます。
丸暗記って思ってるより、すごく退屈で面白くないし、効果もないのです。
手軽そうに見えて、地獄の入口なのがこのやり方の致命的なところです。
これが「英会話をできるようになりたい」という人(初級レベルから中級手前の人)がよくやらかす間違いです。
確かに「これさえ覚えれば英語ペラペラ」的なCD付の高額な英会話教材もありますが、ハッキリ言って買う価値ないです。
音声ついてるだけで高く売りつけてあるものは必要がないです。
英会話表現集を買う前に知っておくべきことは英語学習を料理に例えるとわかりやすいです。
英会話表現集=食材
文法=調理法
です。
調理ができない人が食材をいくら集めても意味がないです。
それがいくら本場の最高級の食材でもです。
最高級の松阪牛ゲット→でもちゃんと調理できませんw
という感じになってしまうわけです。
食材を活かしてちゃんとした料理をするなら、調理法もセットで必要なわけです。
私のところで教えている人達には必ず調理法と食材をセットで料理する練習法を取っています。
食材集めばかりしても料理ができるわけではないからです。
料理は食材(英会話表現集)は調理法(文法)とセットです。
食材集めだけでは料理がうまくならないのと同じで英語もこういうものです。
英会話表現集を買う前に読むべし!「間違いだらけの英会話表現集の使い方」