コナミに通っている知人の女性会員から
「パンチとキックのフォームがバラバラでかっこ悪いからなんとかしたい」
というリクエストをもらいました。
コンバットのレッスン中はいちいち細かいフォームチェックはしてもらえません。
(時間的にも人数も多いので無理です)
自分でフォームを覚えて練習して、その上でレッスンに参加するしかないです。
女性会員に多いのは
- 手と足を出すだけのフォーム
- 腰が入ってない
- 構えがズレてかっこ悪い
- パンチを打ち出す位置そのものが違う
運動効果がまるでないフォームの人は多いです。
ジャブの打ち方
ジャブがヘナヘナになる人は
- 脇が締まっていない(両腕を広げすぎな構え)
- 手の甲が外を向いている(相手に甲を見せている)
- 足の回転→腰の回転を使ってない(手だけ出している)
- 構えの拳の位置が高過ぎる
などの理由が多いです。
あとは手首が曲がったまま打っている人もいます。
(これは見た目も悪いし、リズムも取りづらいです)
拳が出しにくい人は拳と肩の高さを合わせるとやりやすいです。
ポイントは脇を締める+肩の位置に拳の高さを合わせることです。
あとは足の回転を内側にすれば腰も自然に回るのでその反動を使って、真っ直ぐ突き出すだけです。
ストレートの打ち方
ストレートは構えている後ろの腕で打ち出します。
構えた位置から腰の回転の反動で出す感じです。
足首をしっかり回転→腰が回る→腕を真っ直ぐ投げ出す
というイメージです。
足首の回転の仕方を調整すれば、強度や速さも調整できます。
連続で打つとき→小さく回転
強く打つとき→大きく回転
というふうに使いわけをすれば、運動効果も上げることができます。
フックの打ち方
コナミの女性会員でまともに打てているという人はほぼいないと言えるパンチです。
フックができてない人は
- 肘を立ててから回そうとする
- 腕だけ振り回す
- 足→腰の回転を使ってない
という傾向があります。
フックが苦手という人は肘を立ててから腕を回そうとしても回せないのでぎこちない感じになってませんか?
☓肘は立てて回す
◯腰の回転で回ってから立てる
というやり方をすれば、腰の回転の反動で引っ張られるように動くので
速く振り抜くことができます。
肘を立ててから、腰の回転をしても、腕の振り出すときに回転のスピードが乗りません。
それでぎこちない動きになってしまいます。
フックがうまくできないという人は「腰の回転で体を回してから、腕を振る」を意識するとかなり変わります。
あと回転を使って振ってから、角度は拳から肩までをL字の90度(直角)で振る方が速く打ち抜けます。
その方が見た目もかっこいいです。
アッパーの打ち方
アッパーもフック同様に苦手意識の強い女性が多いです。
アッパーもフックやストレートと同じで腰の回転で打ちます。
足→腰の回転はどのパンチも同じです。
フック→真横から突き出す
アッパー→真上に突き出す
回転のスピードを上に向けるか、横に向けるかの違いです。
腰を回転させると、腕が正面に直角に近い感じで真上に振り上げられます。
女性会員の中でアッパーができてない人は
- 腕だけ振って、真上に打てない
- 上体を左右に振って、パンチの軌道がおかしい
ひどい場合はパンチですらもないw
まさにこんな感じです。
ほぼこの動画の女性の全員がこの通りです。
手だけ動かしているので軌道もおかしいし、キレもありません。
運動効果もたいしてないという悲しいおまけ付きです。
足→腰の回転をするのはスピードだけでなく、腕の振りもやりやすくなります。
そして腰を前に突き出すことによって、パンチの位置が正確に威力を持って当てられます。
アッパーもフック同様、回転が肝です。
前蹴りの蹴り方
前蹴りがサッカーボールキックみたいになってしまう人は
真横に踏みつけるイメージで練習するとうまくなります。
足を上げることに意識が行き過ぎて、前に押し出すキックになっていません。
コンバットでもこの動画とほぼ同じ動きがあるので参考になります。
ラウンドハウスキックのやり方
ボディコンバットのラウンドハウスキックは特殊で普通の格闘技では使わない蹴り方をします。
これは下半身のバランスとヒップを使うものなので、こういう蹴り方をしているそうです。
コンバットのラウンドハウスはこの動画の通りでいけます。
コンバットではやりませんが、普通のラウンドハウスはこういうキックをやります。
ミドルキックなので孤の描き方は小さめです。
このキックはセントラルスポーツのレッスンではやっています。
ボディコンバットやってる人で自分のフォームがいまいちだなと思ってる人は動画を参考にしてみてください。
フォームを改善してできるようになると運動効果も上がるので楽しくなりますよ。
せっかく通うなら、できるようになった方が楽しいです。
コンバットに近い動きがあるDVDにこんなのがあります。