2017年も6月に入りました。
今年からジム通いを始めた人も多いと思います。
運動から遠ざかっていた人は3ヶ月、6ヶ月は節目になります。
最初は簡単なことを淡々と続けるだけでもよかったものが、
段々繰り返しにイヤになってくる時期だと思います。
ランニングマシン30分
筋トレのマシンを使う
レッスンはやったことがないから出ない
この繰り返しだけという人もいるかと思います。
これをずっとやり続けるのは経験者でもツライです。
対策1:思い切って負荷を上げよう
人間は最初は大変だと思っても慣れができます。
スマホを初めて触ったときはどうでしたか?
「何か使いづらいなー」と感じた人もいると思います。
誰しも最初は慣れてないことはそんな感じです。
これは運動や筋トレも同じことです。
今までよりも負荷を上げるとツライので、
「コレ無理ー!やっぱ無理しないでおこう」
とついつい妥協してしまいます。
大事なことは負荷を上げたときに、思い通りにできなくてもいいんです。
できない自分を責めないこと。
少しだけ負荷を上げて、キツイことにチャレンジするだけでOK。
その頻度を少しずつ多くしていけば、今まで以上に耐えられるようになります。
ランニングマシンなら、時速を0.5キロだけ上げる
マシンなら、メモリを一つだけ上げる
腹筋なら、セット数を増やす
わずかの変化ですが、今までよりできることが増えると楽しくなります。
「できるんだ!」という自信がモチベーションを維持できるようにしてくれます。
対策2:他人と比べない
セントラル、ルネサンス、コナミのような大手スポーツジムはレッスンが豊富にあります。
しかし、ジム通い初心者の人は遠慮して出ない人が多いです。
「自分なんかが出ちゃいけない」
「自分には向いてないと思う」
「ヘタクソなのを見られたくない」
などなど、自分の選択肢を制限して出ない人が多いです。
そういう人は1人で黙々と運動や筋トレをしようとします。
誰とも話さず、ただ単調な繰り返しになり段々嫌気がしてきます。
そして、とうとうジムに行く気力がない日が出てきて行かなくなってやめてしまう。
そんな人が割と多いです。
私は他人と比べるより、今日の自分がやれることを全力でやればいいと考えています。
長くやってる人よりできないのは当たり前です。
私はヨガのレッスンも出ますが、私ほど体が硬い人はなかなかいません。
周りの女性たちはヨガ慣れしていて、うらやましいほどの柔軟性を持ってます。
それでも少しずつでもいいので柔らかくなるようにチャレンジしてます。
腰痛が減ったり、肩こりも少なくなりました。
少しずつ開脚もできるようになってきました。
できようができまいが図々しくチャレンジすればいいんです。
誰も初心者だからと言って、ダメだとは誰も言いません。
許可するのは他人じゃなく、自分です。
最初からうまくいかないからと諦める必要はありません。
せっかくなので、どんどん参加して、上手い人と仲良くなってコツを教えてもらいましょう。
格闘技系のレッスンは必ず上手い人がいるので、教えてもらうと効果も楽しさも倍になります。
私もセントラルに通ってる頃はファイトアタックに出てました。
そこで格闘技経験者の人達と仲良くなって教えてもらいました。
そのおかげでコナミに通うようになっても、コンバットは楽しくやれています。
あの頃に出会った人たちとは今もBBQしたり、飲み会したりつながりもあります。
あのとき、誰かと比べないで遠慮しないで思い切って参加したことがこういうつながりを生みました。
支えてくれた仲間たちは本当にありがたいことです。
対策3:イケてる自分になっていいと許可する
ナルシストか!と嫌われそうなことですが、これは大切なことです。
心理学の世界でも、潜在意識を扱う脳科学でも同じことが言われます。
「自分は思ったとおりになる」
例えば、あなたが自分のことを「運動嫌いのデブ」とか、「自分は運動に向いてない」と思っているなら、その通りになります。
無意識のうちにそれを強く信じているうちは、ジム通いはツライだけになります。
「運動嫌いなのになんで運動するんだ!」という思考になり、逃げたい気持ちが強いです。
それを理性で抑えながら続けるのは尋常ないエネルギーが必要になります。
これが実はジム通いが続けられない人によくあります。
嫌いなことを続けられないは事実です。
「自分はジムに通って、運動を楽しめている」というイメージを強く持ってください。
それを何度も何度もイメージします。
そのイメージをすると、嬉しくなりませんか?
そして、運動をかっこよくしてる自分や、自分の体が理想的な体になったところをイメージしてください。
そのイメージになりたいですよね?
なれるかどうかではなく、なっていいと許可することです。
なれるかどうかは根拠探しをしなくてはなりません。
過去の成功体験しかよりどころがないので、ない場合は「無理」と考えるしかなくなります。
だからこそ、許可をするということが重要です。
経験がないのなら、これから経験すればいいだけです。
例え、今まで運動嫌いだったとしても、楽しんでいいんです。
今までより難しいことにチャレンジしてもいいんです。
そんなことの繰り返しがイメージ通りの自分を引き寄せてくれます。
私はこの方法で苦手だった筋トレを克服しました。
今はフリーウェイトをしない日があると、やりたくてウズウズしてしまいます。
「若い時も筋トレも運動もロクにやったことないんだけど」という人にはこの許可するという方法はオススメです。
せっかく始めたのだから、楽しいジムライフにしましょう!
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