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目標達成が難しくなってしまう3パターン

何かを始めてみたものの成果を出せずに終わってしまうという人。

そういう人は「目標の立て方」に問題があることが多いです。

 

成果が出せないスパイラル

決めたことをやり遂げられないスパイラル

 

こういうことがよくある人は以下のようなパターンに陥ってることがあります。

 

 

目標が無理なノルマをベースにしている

 

 

最初から張り切り過ぎでよくあるパターンです。

 

例えば、英語の勉強をしようと思った人がいたとします。

1年間でTOEIC800点レベルを目指すとします。

 

大体19時に会社を出て、20時に家に着くとします。

 

20時に帰宅→夕食→21時〜24時までみっちり勉強

 

というようなプランを立てます。

 

実際は仕事をしていて疲れの状態や仕事の状況などで簡単に予定が崩れます。

そうなると予定通りにできないことがストレスになってきます。

 

やれないことがどんどん負担になってきて、できなかったノルマがたまってくるので

やることが増えたような感覚になります。

 

そうなると負担に耐え切れずに投げ出してしまいます。

 

 

雑務や家事を完璧にやってからやろうとする

 

やりたいことを始めるまでの家事や雑務に完璧を目指しすぎる傾向の人は目標達成が難しいです。

目標達成の行動そのものが起こせないです。

 

結婚して子供がいるお母さんに多いです。

 

キッチリこなすお母さんは素晴らしいと思います。

ただ、何もかもキッチリガチガチにやってから勉強しようにも運動しようにもクタクタでもう余力がないことが多いです。

 

体力的にキツすぎる状態でなおも頑張りさえすればというには非現実的な取り組み方です。

 

やはり何かをどこかで手を抜いて余力を残す必要があります。

 

独身の私ですら、ブログで記事をたくさん書き込むときは夜に炊事や洗濯は一切しません。

掃除やちょっとした片づけも一切手をつけないこともあります。

(作業場だけはキレイにしてますが)

 

何かをやろうと思えば、全てを完璧にしてからじゃないとダメという思考をお母さんたちはよくしてます。

責任感が強いのは素晴らしいことですが、時として足かせになります。

 

ただでさえ時間が少ないお母さんが私以上に完璧に雑務や家事をこなしてから、勉強や運動をしようにも

疲れきってやる気が起きないのは仕方ないことです。

 

 

立てた目標が望んでることと合致してない

 

トップアスリートも自己啓発の権威も同じように「目標を立てること」の重要性を説いてます。

目標をしっかり持つことは大切なことは確かです。

 

ただし、目標はただ立てればいいというものではありません。

 

以前私はマラソンや駅伝の大会に頻繁に出てたことがあります。

ジム仲間に誘われるがまま始めました。

 

最初はイベントで遊んでるような感覚で大会に参加してましたが、

どうせやるなら、

 

「もっとタイムを縮めよう」

「もっと長く距離を走れるようになろう」

 

と速い人達に混じって練習してました。

個人的にも週4回毎回10キロぐらいを走っていました。

平日のほとんどの空き時間をこれに費やしてました。

 

タイムも伸びてハーフマラソンも走れるようになり、駅伝でも成果を出せました。

 

しかし、成果を出せてはいるものの走ってること自体に楽しみはなく、

ただ何となくやりたくない気持ちを押し殺して走ってる自分がいました。

 

あるときふっと思ったのですが、私はもっと他にやりたいことがあることに気づきました。

もっと仕事関連の勉強をしたいし、サイトやブログを作りたいと思っていました。

 

私はやりたいことを犠牲にして、ただやれそうなことを追求しようとしていた自分に気づきました。

フルマラソンやもっとタイムを伸ばす練習をしたいかと思ってはいなかったのです。

 

やろうと思って始めたことを途中で投げ出すのは個人的にはすごく嫌いです。

ゆえに中途半端になるのが嫌でただの意地みたいなもので続けてる自分に気づきました。

 

確かに走ることを習慣にすれば健康にはいいことです。

私はガチガチのランナーになりたいわけではなかったのです。

 

最近も走ることはしますが、結構気分転換に景色を眺めながら楽しんで走ることにしています。

 

 

「立てた目標が本当はやりたいことではなかった」

 

私は本当にやりたいことをやってるときは妙な違和感はないです。

始めたことで目標を立てたのに違和感がある場合は自分の本心を見つめ直すことをおすすめします。

 

 

 

 

 

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