読む側になるとき文章を見れば、その人がどういう心理で書いてるかがわかります。
「ちゃんと伝えよう」
「こうすればわかってもらえるかな」
このように相手のことを考えてる人はしっかり構成も論理もできています。
雑な書き方をあまりしません。
一方で上達が遅い人。すぐに投げ出す人に多いのは
「あー、めんどくせー」
「どうでもいいよ、これでいいや」
という相手のことを置き去りにした文章を書きます。
例文丸ごとコピペしたり、自分の頭で考えず、「やったふり」を見せてきます。
いわゆる「雑なやっつけ」です。
雑なやっつけをいくら繰り返しても上達しません。
私は英語を学ぶこと。言葉を学ぶことは奉仕の心を養うことだと思っています。
奉仕の気持ちがない人はメールの文章も雑です。
相手のことを考えて、正確に伝わるように工夫する。
そのためにテクニックやノウハウを使うわけです。
テクニックやノウハウを学んでも、奉仕の心のない文章の書き方ややっつけ作業では
相手に伝わる能力は養えません。
「どうやったら、これを間違いなく確実に伝えられるか?」
この問いを自分にかけながら、文章を書く練習をすることです。
これが引いては会話のときにも応用できます。
会話でも文章を書くにしても、基本原理は同じです。