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スポーツジムで「あ、こいつすぐやめるな」と思える会員の共通点

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2016年も12月師走になりました。

来月の年明けにドカッと新規会員が増えます。

 

私が通うコナミスポーツでも同じことが起きます。

かくいう私も2016年1月スタートしたクチです。

 

1年間、週平均4回通いました。

疲れがヒドいときは3回に落としたり、調整しながら通えました。

 

来年もみっちりジムに通いたいと思います。

 

しかし、1月の入ったと思ったら、さっさといなくなくなった会員はすごく多いです。

今年も1年どこかで新しく入ってきてすぐいなくなった会員も何人もいます。

 

こなくなる理由を聞いても、「忙しいから」とか「疲れているから」、「通うのに時間がかかる」など、

ありきたりな言い訳をしますが、どれも継続できない本質ではないと思います。

 

本当は本人のメンタル=思考回路そのものに原因があります。

「あ、こいつすぐやめるな」と思う会員には共通した特徴があるんです。

 

その特徴から新年にジム通いをする人は自分が同じにならないようにしましょう。

 

ジムをすぐやめる会員の特徴

 

 

1.ジムウェアやシューズをケチる

 

 

最初からウェアやシューズをちゃんとしないやつは大体1,2ヶ月ですぐにいなくなります。

 

「運動できれば何でもいい」

「ガチじゃないからテキトーでいい」

 

デブッちょのおっさんとかおばさんは

 

ダボダボのTシャツ✕テキトーなハーフパンツ✕安物のスニーカー

 

のように明らかに手抜き過ぎな格好します。

 

ウェアの中で特にシューズに手を抜く会員は大体9割以上辞めます。

アディダスのスーパースターとか、コンバースの布のあのスニーカーとか履いてるタイプですね。

 

なぜこういうのダメか?

 

体が重いくせにこういう運動に向かないもので走ると「痛い+重いし+つらい」の3重苦です。

ガチでトレーニングしてる人は絶対履きません。

 

太っていて体重が重いのにシューズが手抜きなら、膝腰への負担が大きくケガの元です。

 

さらに安物のTシャツでは汗かくとすぐビチャビチャで気持ち悪いのでストレスです。

「どうせ痩せたら着れなくなるから」とウェアに手を抜きます。

 

ウェアは体重と脂肪がなくなれば、変わるので安物でもいいやという心理はわかります。

ただし、痩せてもサイズが変わらないレベルならむしろ惜しむべからずです。

 

大事なことは「効果のあることを結果が出るレベルで続けること」です。

ウェアやシューズをケチることではありません。

 

ケガしないことと汗を快適な方がストレスが少ないです。

 

私はアンダーアーマーを愛用してますが、汗を思いっきりかいても快適です。

安物のTシャツでは汗をかいてビチャビチャだとすごく気持ち悪いですが、ちゃんとしたものなら平気です。

 

ゆったり目でも高性能なものはあります。

 

体型を言い訳にシューズすらもケチるようなレベルでは運動すれば無駄なきつさと負担が増すのですぐ苦痛なものになります。

シューズは痩せて体型変わっても変わらないのですから、ケチるのは論外です。

 

 

2.ランニングマシンかエアロバイクしか使わない

 

新年早々に入会してくる会員のほぼ9割は「痩せる」が目的です。

 

「痩せる=有酸素すればいい」という考えしかなく、ランニングマシンかエアロバイクしか使わないというおっさん、おばさんが圧倒的に多いです。

もちろん若い人の中にもいますが、大体おっさん、おばさんが大多数です。

 

基本は運動嫌いでなるべく運動なんてしたくないから、最低限の「作業」だけですまそうという考えです。

 

ジムで1年しないうちに7キロ減してる私でもランニングマシンもエアロバイクも大嫌いなので基本は使いません。

ただの作業でものすごく退屈だからです。

 

おもちゃで走り回るハムスターになった気分です。

たまに使うことはありますが、基本的には筋トレ前の準備運動がてら10分程度です。

 

それ以外はメインで使いません。有酸素はスタジオレッスンでやります。

目的もなくただ同じ動きをするだけで、それを毎回繰り返すのはかなり至難です。

 

続けられる方が天才的な継続力の持ち主でしょう。

 

ランニングマシンを延々と1時間や2時間ぐらい平然と走ってるベテランもいますが、

そういう人でただ痩せる目的の人はほぼ皆無です。

 

大体はかなりガチのランナーでフルマラソンをやっているから、走るペースを体に覚えされる目的やフォーム改善をメインに考えている人が多いです。

 

目的意識もなく、時間とカロリー消費だけを目的にした使い方はかなり退屈になり、苦痛です。

人間の脳は無意味と思うことをやるのを嫌う性質があります。

 

ダラダラでも効果はあるでしょうが、無機質にただマシンで走る、こぐことをやり続けるのはつらいです。

私はもちろん、ジムでバリバリのベテランですらもキツ過ぎてできません。

 

それを運動慣れしてない人間がやるのは無謀です。

 

 

3.筋トレは腹筋だけ

 

「痩せたい=腹を引っ込めたい」という感覚なので、筋トレは腹筋だけしかしません。

 

ランニングマシン(or エアロバイク)+腹筋コースでしかやらない人間はすぐやめます。

 

退屈な作業をレベルのことを毎回繰り返せるのは最初だけで、すぐに飽きがきます。

飽きる気持ちを気力で抑えながら続けるのはかなり厳しいです。

 

腹筋だけだと効果が出にくいです。

ゼロではないですが、全身の筋トレをやった場合と比べると激しく違います。

 

効果が出にくいので、体の変化が起きないのを何ヶ月も見ることになります。

普通だと2ヶ月もすれば成果が出てくるものですが、このやり方だとほぼ変化なしというのもザラにあります。

 

効果がないと思い込み、やる気をなくして『お金の無駄だった」とさっさと辞めてしまうのです。

 

筋トレは全身をしっかりやってこそ、最大効果を発揮するもので、

腹筋だけしかないというのは効果ないのは当たり前です。

 

 

4.マシンジムエリアにしかいない

 

スタジオレッスンもどんどん活用する人の方が続く傾向があります。

マシンジムエリアだけにしかいない新入会員は大体すぐ辞めますねw

 

上の3つの理由が主ですが、それ以前に思考回路が制限だらけです。

 

恥をかきたくない

初心者だし

できそうもないし

 

など、余計な制限を頭でゴチャゴチャ考えて何もしないのです。

 

結局、選択肢がないのでランニングマシンやエアロバイクをするかしかなく、

筋トレも他の器具はイマイチ使い方もわからないので、腹筋だけという感じになります。

 

それで飽きてやめていくのです。

 

 

5.結果を出してる人から学ばない

 

ジムに限らず何でもそうですが、結果を一番早く出すのは結果を出してる人から学ぶことです。

素直にアドバイスを全部実践するぐらいの気構えがあった人は成果出てない人はいません。

 

ほとんどのジムで成果を出せない人間は人の話を聞かず、自己流のヘナチョコレベルの有酸素と筋トレもどきをしています。

 

新入会員はベテランでバリバリの人に話しかけづらいのかいつも孤独にやろうとします。

一人で黙々とこなせるし、新しい知識もバリバリ取り入れて結果を出せる人もいますが、

そういうメンタルマッチョな強者は極少数です。

 

一番はスタッフに聞いて使い方をしっかり習うことです。

 

レッスンに出て「この人すげえわ」と思った人と仲良くなって話を聞くと喜んで教えてくれます。

トレーニングで成果を出してる人は総じて教えるのも好きな人が多いです。

 

中には自分の世界だけにこもるという筋トレマニアもいますが、

このタイプはスタジオレッスンに興味がなくほぼ筋トレしてるだけです。

 

スタジオに出てくるのはほぼ皆無です。

 

 

そういうアドバイスをもらえる人がいるというのは強いです。

私も筋トレに関しては相談する相手がいます。

 

ジムのスタッフでもトレーニングをしっかりやってる人間も多いので、

アドバイスしてくれます。

 

自分流のこれでいいやではなく、それを超えるレベルでやる方が成果は出るのが早いです。

 

一人の力だけで何でも完結させる必要はありません。

知識ややり方は他の人からもらってもいいのです。

 

トレーニングをして高め合える仲間がいる方がやり続けることはずっと簡単です。

 

 

私が見てきた中でこの5つの特徴でいくか当てはまる会員はジムにせっかく入会してもすぐ辞めていきます。

 

やり方も何もかもが中途半端なタイプです。

 

本当にやり続けて成果を出すには自分の感覚で全部やるのをやめることです。

 

 

 

 

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