今年の1月からスポーツジムに通い始めました。
スポーツジムに通うと決意して入会すると「頑張りたい」と思うので、
ついつい頑張りすぎてしまいます。
ダイエット目的の人でも結果を焦ってしまい頑張りすぎて、肉体的にも精神的にもつらく追い込まれます。
今回紹介するのは「休むことが筋力の強化、より強い体を作れる」という海外の記事です。
“If you exercise hard and you don’t allow yourself any recovery, you’re wasting your time,” explains Lance Dalleck, Ph.D., who is an assistant professor of exercise and sport-science chairman at Western State Colorado University.Deep stretching not only helps people to relax, but to recharge as well. A study in the International Journal of Sports Science and Engineering agrees, as it discovered that eight weeks of Hatha yoga was able to improve participants’ distance and speed in moves such as agility sprints. This is because, after you take part in a sweaty workout, your body is in shock. Your muscle fibers are torn, fuel stores are depleted and even your immune function is zapped. But once you’re over that hump, your body repairs muscles and replenishes glycogen stores. These recovered muscles aid in helping you to run faster and lift more. However, if you don’t repair your body, you will just go back to your initial phase.
情報源: Can Skipping a Workout Actually be Good For You?
この記事によると、「回復時間を与えないことは時間の無駄になる」という結果を報告しています。
頑張り屋さんで真面目な人ほど、スポーツジムに休みなく毎日通います。
「筋トレをする」
「走る」
「レッスンに参加する」
など、欠かさずやろうとします。
「たくさんやること=量」にばかり目がいってしまい、回復を怠るとトレーニング始めたばかりの初期レベルに戻ってしまいます。
筋トレをやっている人には常識ですが、「筋トレをして筋肉痛→痛みが取れるまで待つ」という流れをがあります。
有酸素運動でも同じです。
前日までの疲れがたまっているときにムチ打ってがんばろうとするより、
しっかり休んで回復させる方がいいです。
実際に私も疲れがたまっているときは思い切って休むようにしました。
以前の私の思考回路では「追い込むこと」が絶対だったので、休むことに罪悪感を感じてストレスを感じてしまいます。
今年は疲れがピークになったら、思い切って休むようにしたところ動ける体もできたばかりか、筋力も大幅にアップしました。
回復させるという時間はトレーニングの効果も上げる作用がありました。
意識的に思い切って休んだことで、効果を確認できたので今は休むべきときに休むことの重要性を体感しています。
スポーツジムに通い始めて「疲れていても頑張ること」と思い込んでいる人は参考になる記事です。
日本人に染み付いた根性論だけでは体をパワーアップさせることはできません。
疲れた体を回復させるのに「筋膜メソッド=foam rolling」という方法がありますが、
近年日本でも取り入れられるようになりました。
筋肉本体だけでなく、筋肉の膜を伸ばすという方法です。
肩こりや腰痛の改善から柔軟性の向上まで幅広く効果があると言われています。
この方法はかなり効きます。
馴染みがない人は日本語でも書籍が多数あります。
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筋膜メソッド用のローラーもあります。
これを使うと自宅でも手軽に行なえます。