英会話教材 プライムイングリッシュをオススメしない理由

最近流行っている英会話教材があるというので早速チェックしてみました。

ウェブのあちこちでやたら絶賛されているのですが、

実物を確認すると私はこれは問題があると思いました。

教材のボリュームは立派

ただし、日本人が英語を学ぶメカニズムとしては不適切な部分が多く見られます。

これは「できるようになった錯覚」になりがちで怖い部分があります。

私がプライムイングリッシュをあえてオススメしない理由を2つ挙げます。

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1.英語の発音をカタカナ表記で把握する矛盾

英語はカタカナ表記の発音で表せる言葉ではないです。

こんなのわかりきったことです。

文章全体で単語ごとにカタカナを「英語っぽく」振ったやり方で本当の発音ができるようにはなりません。

このやり方は受験勉強の方法にもありました。

学校の授業レベルでもやっていたぐらいです。

英語の先生がカタカナで読み方を書いてプリントして配るとかよくありました。

テキストには

This is=ディスイズ

と平気で書いてます。(オイオイ)

こんな発音にならないです。

このやり方は今に始まったことではなく、私は中学から高校まで授業レベルでやってました。

もう20年前の時代にありました。

それで英語の発音がうまくなったか?

リスニング力がついたか?

NOです。

英語っぽく書いたカタカナを読むので完全に日本人英語のままでした。

日本語にない音をこれで理解して再現しようというのがそもそも無理な話でしょう。

音声学ではカタカナ表記が英語の発音を理解するのには不向きというのは当たり前に指摘してます。

こんな方法で正しい発音ができるのなら、誰も苦労しません。

ハイディ矢野氏が提唱した「単語間の連結部分だけカタカナをうまく使う」という点は効果的です。
それはあくまで連結部分だけの話。

英文全体にカタカナ表記なんて発音の理解にはつながりません。

間違った発音を覚えてもリスニングの向上はできません。

2.初心者は丸暗記に走りがちな構成

例文を見て声に出して読んで覚える

確かに語学の学び方としては合ってると言えば合ってます。

文法知識がさっぱりないと自覚してる人がこのテキストを読んでも応用するレベルまではたどりつけません。

英語学習の本質は

『英語を違う文や表現でいろんな形で応用できるようにする土台を作ること』

なのです。

どんな教材からも吸収して使えるようにできる4つの能力

  • 読んでわかる
  • 聞いてわかる
  • 書ける
  • 話せる

こういう状態を作っていくことが狙いです。

これを作ってしまえば、あとはやればやるだけ使える英語の幅が広がります。

そういう状態を作れば、いろんな形で使うことができるということはそれを聞いても読んでもわかります。

丸暗記もある程度有効と言えば有効。

単語も表現も知らない初心者は文ごと覚えてから、応用をあとで考えることもできます。

文章と意味を丸暗記しただけでは実際に使う場面の練習をしたとは言えません。

実践的な部分ではそれを即座に違う場面を想定した練習をして、応用できるように鍛える必要があります。

この教材で英語の構造と使い方のルールを理解し、そういう応用力をつけるまでの土台となる練習ができるか?

答えはNO

発音練習と会話の参考になる表現が書かれたテキストも発音そのもののやり方に問題あり。

結果、バカ正直にやったとしても丸暗記に走って

「あんまり上達しないんだけど・・・」

という状態に陥ります。

絶対に理解も使い方もズレておかしな理解になると思います。

むしろ初心者は鵜呑みにしてはいけないやり方です。

プライムイングリッシュは効果が出にくい理由まとめ

  1. 発音がカタカナ表記というおかしさ
  2. 応用力がつく土台が作れない

発音もおかしな理解になり、会話レベルでちゃんとした発音にはなりません。

こういうやり方は理解がズレるのでおすすめしません。

唯一「聞き流しではダメ」と言ってる点はいいです。

それでも英語を身につけられるトレーニングをするには不十分さは否定できません。

いわゆる他の英会話教材とたいして変わらないと言えます。

この方法では効果が出にくいです。

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このブログを書いてる人

だぶさん
東京暮らしを楽しんでいる30代の男。 物事の観察と言語化が得意技 何かを成し遂げるにはメンタル面の重要さに気づき、とうとう心理カウンセラーの資格まで取ってしまうほど学習にハマる。 九州育ちの九州男児だが、亭主関白にはなれない。

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